【NEWS!!】#多十郎殉愛記 高良健吾が命をかけて守りたいものは睡眠時間?!全員がレジェンド #中島貞夫 監督のために頑張った力作 #高良健吾 #多部未華子 #木村了 #永瀬正敏 #寺島進
『多十郎殉愛記』舞台挨拶レポート
4月12日に全国公開となる『多十郎殉愛記』の完成披露試写会が行われ、高良健吾、多部未華子、木村了、永瀬正敏、寺島進、中島貞夫監督らが登壇した。
本作は、60年代からヤクザ映画などで東映映画を第一線で長い間支えてきた中島貞夫監督が20年ぶりにメガホンをとった作品で、高良健吾が初のチャンバラアクションに挑んだ時代劇。
全員が豪華な和装で登場すると会場からは自然と拍手が沸き起こった。
それぞれが、挨拶の中で中島組で作品に携われたことについて感慨深く語った。主役の高良は「中島組に入れたことはとても幸せだった」と振り返り、監督は怖かったという質問に対しては「全然怖くなかった。時々杖で殺陣の指導をしてくれたのは…面白かった」と笑いを誘った。
ヒロイン役の多部は「愛が溢れる現場だった。みんなが監督のために頑張れた現場だった」という言葉に、木村も頷きつつ「中島貞夫監督ということで、身が引き締まる思いで、緊張していたけど、現場はアットホームだった。撮影中に山を登らなければならないとき、監督が誰よりも早くて驚いた。それに引っ張られて“監督のために”と思えた現場だった」と語った。
永瀬も「中島監督の映画史に関われて光栄だった。殺陣を高良君に教える時の後ろ姿にスキがなく流石だと思った」と意外な中島監督の姿を語った。
寺島は「現場は本当に愛がいっぱいだった。斬られ役からスタートした役者人生。立ち回りには基礎技術以上に心と愛情が大切なのだと改めて気づいた」と振り返った。
中島監督は「みんな孫のような年齢。コミュニケーションをうまくとれるかな?という不安はあった。クランクイン前からみんなが立ち回りの稽古をしてくれるのをみて、そんな心配はないなと感じた。まだまだ、くたばる前に色々やりたい!それをみんなに見て欲しい。」と力強く語った。
京都撮影所は昔と変わったかという質問に中島監督は、「若い映画人は昔とちっとも変わらない。映画への愛、目の色は全然変わっていないことを知り、すごく嬉しかった!できればもう一本作りたいと思った」と語った。
“殉愛”ということで、命をかけたいほど守りたいものは?という質問に高良は「睡眠時間」と回答。仕事や遊びよりも睡眠。「寝ないと嫌。無理ですね。遊びを削っても睡眠時間が欲しい。周囲からはおじいちゃんや赤ちゃんと言われる」というこだわりに会場は笑いに湧いた。 永瀬が「自由」と答えると寺島から「一人ものだからだろ!」と厳しいツッコミが入ると、寺島は「家族」と答え、父親らしい一面を見せた。中島監督は「我が生命」と答え、今後の作品制作にもまだまだ意欲的だった。
高良は「この作品が監督の最後ではなく、監督のもう一本を見たい!そんな思いですが、まずはこの“多十郎”をしっかり皆さんに観ていただき、監督の次の作品に繋げてほしい」と力強く語った。
映画『多十郎殉愛記』は4月12日(金)公開となる。
<あらすじ>
幕末の京都。長州脱藩浪人・清川多十郎は大義も夢もなく日々を無為に過ごしている。一途に想いを寄せるおとよの想いに気付きながらも、頑なに孤独であろうとする多十郎。京都見廻組に浪人の取り締まりが強まる中、腹違いの弟・数馬が大志を抱いて、兄の元へとやってくる。その頃、町方からの注進で多十郎の存在を知った京都見廻組は、新撰組に先んじて手柄を立てようと多十郎の捕縛に動き出す。三者三様、それぞれの想いを胸に死闘が繰り広げられる。
キャスト:高良健吾、多部未華子、木村 了、永瀬正敏(特別出演)、寺島進 ほか
監督:中島貞夫
配給:東映/よしもとクリエイティブ・エージェンシー
4月12日(金)より全国ロードショー
公式サイト:http://tajurou.official-movie.com/
©「多十郎殉愛記」製作委員会
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