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第36回:『クーパー家の晩餐会』|クリスマスはみんなの素敵な一日!家族の幸せな時間をお菓子の家で表現!【瀬田ミナコのシネまんぷく】

共感シアター「KIQ STATION」のキャスターとしてもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!

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■今回の映画:『クーパー家の晩餐会』(2016)

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12月なのでクリスマス映画第二弾!ということで、今回もクリスマスを題材にした映画を鑑賞しました。クリスマスのおすすめ映画として聞いた、2015年公開の映画「クーパー家の晩餐会」です。面白いシーンもたくさんありつつ、ハッピーで素敵なストーリーに心が温かくなりました!

クリスマスイブの夜、クーパー家では家族みんなが集まり晩餐会が行われる予定です。四世代、計11人が集まるこの日のために、母親のシャーロットはご馳走を用意し、家を出た子供たちや妹たちも続々と集結します。幸せな時間になるはずの晩餐会ですが、実は皆それぞれ家族に隠し事や嘘があり、ばれやしないかドキドキ、後ろめたい気持ちを抱えながらの晩餐会がスタートします。

とにかく登場人物の多い映画なんですが、だれが主人公というわけでもなく、年齢も置かれた状況も違う、家族一人ひとりにストーリーがありました!どの年代の人が見ても楽しめる共感ポイントのある映画だと思います。

シャーロットと夫のサムは子育ても終わった今、会話も少なくなり、楽しみいしていた旅行もなくなり、離婚することになりました。が、最後に幸せなクリスマスを過ごしたい気持ちから家族にはそのことを伝えていません。アフリカ旅行に行き夫婦関係を再構築したいサムと、子離れできないシャーロット。歩み寄りたい気持ちと臆病な気持ちがもどかしい二人です。

妹のエマは、仲の悪い姉、シャーロットへのクリスマスプレゼントを探している間に万引きしてしまい、パトカーに乗せられてしまいます。パトカーの中で、悩める警察官とのやり取りが良かったです。自分に自信がなくて、ひねくれたところのあるエマですが、この、警察官の悩みを聞く姿を見て、カウンセリングの才能があるのでは!?と思いました。

シャーロットたちの息子のハンクは、絶賛失業中。新たな働き先も見つからないままクリスマスを迎えますが、そのことは家族たちには内緒です。離婚した元妻も晩餐会に出席しますがこちらは険悪モード。

娘のエレノアは、婚約破棄された過去を持ち、現在は既婚者の医者と不倫中。ですが母の困ったような憐れむような顔を見たくなくて、会ったばかりの男性に恋人役をお願いしちゃいます。私が一番好きだったのが、このエレノアのストーリーです。

恋人役をお願いしたのは、空港のバーで出会ったジョーという男性です。軍人一家で共和党支持者で、本来エレノアとは関わりのなさそうなジョーですが、だんだん二人がお互いに惹かれ合っていく過程が素敵です。クーパー家のみんなには恋人と紹介するはずが、婚約者として紹介することになってしまい、嘘が大きくなってしまいます。が、あまりに二人がお似合いなので、もう嘘じゃなくて本当にそうなっちゃえばいいのに!と思いながら観ていました!婚約者のふりをしているので、当たり前のように家族の前でキスをするのですが、実は二人の初めてのキスで、内心はお互いドキドキしているシーンが好きでした。

クリスマスは素敵な日ですが、「素晴らしい一日でなければならない。家族が集まって幸せでなければならない」みたいなシャーロットの考え方は、少し嫌でした。自身の離婚が原因で、家族みんなで集まるクリスマスは最後だから、素敵な一日にしたいという気持ちは分かりますが、もしシャーロットが自分の母親だったらきっと窮屈に感じると思いました。「幸せでなければならない」なんてすごいプレッシャーですよね。家族が嘘をついて幸せを装う気持ちも分かります。

映画の中でもシャーロットが「クリスマスなんだからみんな仲良く!」と躍起になっている間は、みんな嘘もついているし喧嘩もします。しかし父親のバッキーが倒れ救急搬送されたことで、理想のクリスマスは消えてしまいます。その時、家族のそれぞれのストーリーが動き出し、作ろうとした「幸せな時間」ではなく、意図しなかったけれど本当に幸せな時間がみんなに訪れるのでした。本当に素敵なお話だなぁと心が温かくなりました。

ちなみにストーリーテラーはクーパー家の愛犬ラグスです!大きな体と食いしん坊なこのワンちゃんが、家族思いでとっても可愛かったです。

さて今回のお料理ですが、少し悩みました。この映画には美味しそうなクリスマスの料理やお菓子が沢山登場します。フードコーディネーターを務めたのは、シネまんぷくでも扱った『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』と同じ方だそうで、本当にカラフルで美味しそうなんです。映画の公式ホームページにも、作中登場した食べ物のレシピが載っていてそれを作ろうかとも思いましたが、今回は別のものを作りました。

ご飯も美味しそうだけど、この映画は家族の幸せな時間を描いた作品ということで、それを表現しようと思い、「お菓子の家」にチャレンジしました!

まずは壁や屋根になるクッキーを焼きます。

 

バター、砂糖、卵、薄力粉を混ぜ、生地がまとまったら冷蔵庫に入れます。屋根の部分のため、半分弱取り分けてココアパウダーを混ぜてこちらも寝かしておきます。寝かしている間に型紙を作っておきます。

生地を冷蔵庫で数時間寝かしたら取り出し、麺棒で伸ばします。型紙に合わせて切ってオーブンで焼きます!

パーツができたら模様付けです!粉砂糖で作ったアイシングで模様を描いていきます!これが思うように書けなくてなかなか難しいです、、。リースは緑のアイシングとアラザンで飾り付けます。

いよいよ組み立てです!パーツとパーツをアイシングで接着します。

クッキーが縮んだりゆがんでいたりで、想像以上にくっつけるのが大変です。抑えながら乾かして、次のパーツを付けたらまた抑えながら待って、、、を繰り返します。

最後に粉砂糖で雪を積もらせ、サンタとトナカイを飾れば完成です!

いやー。めちゃくちゃ大変でした(笑 肩が凝りました!
でも頑張った分なんとかちゃんとお菓子の家になったんじゃないかと思います( ^^)

テーブルに置いておくとクッキーの甘い香りがふんわり漂ってきて、なんだか幸せな気持ちになります。お菓子の家って、ただのミニチュアのおうちよりも温かみがあってワクワクできて大好きです!
でも作るのが大変すぎてもうしばらくは作らないかな(笑

せっかくなので二日ほど飾ってから食べたいと思います!(後日食べました!甘さ控えめのクッキー生地と甘ーいアイシングがマッチしてとてもおいしいです!何よりお家を少しずつ壊しながら食べていくのが楽しい!)

ごちそうさまでした!

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今回取り上げた作品はコチラ!

【キャスト】
アラン・アーキン, ジョン・グッドマン, エド・ヘルムズ, ダイアン・キートン, アンソニー・マッキー

【スタッフ】
監督:ジェシー・ネルソン

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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)
今後の公開予定作品:映画「種まく旅人〜華蓮(ハス)のかがやき〜」
その他:共感シアター「KIQ STATION」でキャスターとしても活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta

 

『瀬田ミナコのシネまんぷく』これまでの連載記事はこちらから!
http://moviemarbie.com/special/cinemanpuku_index/

 

※瀬田ミナコが出演中の「KIQ STATION」アーカイブ動画はこちら!