『ホームステイ ボクと僕の100日間』他人の身体にホームステイ?!するタイ映画。

 

◆公開中の注目作  

『ホームステイ ボクと僕の100日間

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今回紹介するのは、タイ映画の『ホームステイ ボクと僕の100日間』。日本でもアニメ化された直木賞作家・森絵都の大ヒット小説『カラフル』を原作に、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』チームの手で実写化。一度死んだボクは、天国で何かに当選し、自殺をしてしまったミンの身体に乗り移ってしまう。そこで100日の間、ミンとしてなぜ彼が自殺してしまったのかを探り出す。もし、見つけることが出来なかった場合、ボクの魂は消えてしまう、という物語だ。

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主人公のミンを演じたのは、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のティーラドン・スパパンティンヨー。そしてヒロインを演じるのは、バンコクを中心に活動するアイドルグループBNK48のキャプテンであり、第一回総選挙で一位を獲得したチャープラン・アーリークン。さらに『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の製作陣で脇を固めており、期待度が高い。

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監督は、タイで大人気のホラー映画の数々を世に発信してきたパークプム・ウオンプム。本作では、得意のホラーテイストを少し残しつつ、ファンタジー・スリラーに挑戦した。タイのアカデミー賞と呼ばれる第28回スパンナホン賞では、作品賞を含む13部門にノミネートされ、日本で開催された大阪アジアン映画祭でも上映された。

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原作のタイトルは『カラフル』だけれど、映画では「ホームステイ」を強調した点について監督は、「私もプロデューサーも「人生は一時的に、この身体にホームステイ するようなもの」という原作の考えが気に入ったんです。」とコメントしている。ホームステイのように、その人間の一生に関わるのではなく、その一瞬に関わっているという気持ちだけで少し楽になれる。この映画で自殺をとどまることが出来た方もいたようで、そのようなメッセージがくると、映画を作った甲斐があったと本当に思うと語っている。

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現実離れをしているストーリーかもしれないが、どこか自分の存在を肯定してくれていると思える作品。『カラフル』を読んだことがある方も、無い方も、タイらしさが加わった新たな作品として楽しむことが出来る。ぜひ劇場でご覧ください。

《あらすじ》死んだはずの“ボク”の魂は、謎の声に「当選しました」と告げられ、自殺した高校生ミンの肉体に“ホームステイ”することに。ミンの自殺の原因を100日以内に突き止めなければ、ボクの魂は永遠に消えてしまうのだという。新生ミンとして人生を再スタートさせたボクは、初めて訪れた街で見知らぬ家族や同級生に囲まれながら、違和感だらけの学校生活を送り始める。様々な出会いや経験を経て、誰かを大切にすること、大切にされることを知り、初めて生きる歓びを感じるボクだったが、1台の壊れたパソコンの存在をきっかけに、ミンを苦しめた残酷な現実に向き合っていく。


【スタッフ】

監督:パープクプ・ウオンプム

【キャスト】
出演:ティーラドン・スパパンピンヨー、チャープラン・アーリークン 他
配給:ツイン

公式HP:http://homestay-movie.com/

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