【今週のおすすめ】リーアム・ニーソン主演のクライムアクション『スノー・ロワイヤル』息子を失った除雪作業員の“復讐劇”は一筋縄じゃいかない!?
『スノー・ロワイヤル』
 
息子を殺されたリーアム・ニーソン(ネルズ・コックスマン)が、除雪車を使って公私混同の大暴れ。
勘違いが勘違いを呼ぶ、ブラックユーモアに溢れたこの作品、海外レビューでは『ファーゴ』やタランティーノ作品と並べて言及され、大きな話題を呼んでいる。
 
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脚本を担当したフランク・ボールドウィンは、作品の構成を練った経緯について「『自分の息子がこのように死を迎えたら、私はそれを呑気に受け入れるだろうか?あるいは何か行動を起こすだろうか?そして行動を起こしたなら、暴力がひたすらエスカレートしていくだろうか?』そういうところから考え始めた。」とコメント。

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この作品のストーリーは、オーソドックスな復讐劇ではなく、誤解が誤解を生む連鎖により事態が雪だるま式に悪化していくことで、カオスな状況が笑いを生み出している点に特徴がある。

物語を盛り上げるのは、個性溢れるキャラクターたちだ。

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健康志向の麻薬王バイキング(トム・ベイトマン)は例外なく周りにいる人間を蔑み、優越感を保とうとする。ネイティブ・アメリカンの犯罪組織=ホワイトブルはその格好の餌食となるのだ。

しかもホワイトブルの拠点は彼らの先祖のいた土地であり、ネイティブの土地で彼らを侮辱するバイキングが余計憎たらしく感じられることだろう。

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『96時間』シリーズでは誘拐された娘の救出に奮闘したリーアム・ニーソンだが、今作では既に死んでしまった息子の仇を取るべく行動する。父性溢れる姿は変わらないが、今作では怒りの炎を身に纏わせている。
 
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本作はノルウェーが舞台の『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』のリメイクであり、同じモランド監督がメガホンを取っている。また、製作のマイケル・シャンバーグは『パルプ・フィクション』(94)や『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)のプロデューサーだ。
 
全世界15カ国でNo.1ヒットを記録したクライム・アクションを、是非あなたの目で確かめて欲しい。
 
 

【あらすじ】
一人息子が地元の麻薬組織に殺されてしまった除雪作業員ネルズ・コックスマン。その陰にマフィアの存在があると気付き、除雪作業で身に付けた土地勘と体力と犯罪小説で続んだ知識で一人また一人と敵を追い詰めていく。
しかし、敵対する麻薬組織の仕業と勘違いした彼らは、ネルズではなくその組織を襲撃。相手もその報復に出る。静かな田舎町で起きた久々の事件に、地元警察はテンション上がりっぱなし。ネルズの戦いは、全てを巻き込みながら全く思いもよらない方向へと進んでいくのだった…。

【キャスト】
リーアム・ニーソン、トム・ベイトマン、トム・ジャクソン、エミー・ロッサム、ジュリア・ジョーンズ、ローラ・ダーン 

【スタッフ】
監督:ハンス・ペテル・モランド
脚本:フランク・ボールドウィン
配給:KADOKAWA

公式HP:https://snowroyale.jp

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