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『エジソンズ・ゲーム』電気供給競争に隠された真実が明らかに!

◆公開中の注目作 
『エジソンズ・ゲーム』

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今や私たちの生活に欠かせない「電気」を題材にした映画。その電気がどのようにして世間一般に供給されるようになったのか、そこで繰り広げられた2人の男の対立を描いたのが本作である。監督はサンダンス映画祭で高く評価された『僕とアールと彼女のさよなら』のアルフォンソ・ゴメス=レフォン。

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本作の電気とはまた別だが、エジソンは映画の歴史において非常に重要な役割を担っている。エジソンが開発したキネトスコープという装置から発想を得て、開発されたのが現在の投影式の映写機、シネマトグラフだ。一般的に「映画の父」と言われているのはリュミエール兄弟だが、エジソンを「映画の父」とする人もいる。それだけ、エジソンの残した発明の数々は今の私たちの生活に多大な影響をもたらしているのだ。

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この映画の基本の軸は、エジソンとウェスティングハウスという実業家が電気の供給方法を巡って争うというもの。その中でエジソンという人間の発明家以外の側面を強く押し出している。歴史上の偉人というよりかは狂気の発明家という側面が強い。傲慢で意地汚い部分が強く、ある意味では人間らしいともいえる。

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そのエジソンを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。ご存じ、『ドクター・ストレンジ』でお馴染みの彼だが、こういう天才だけど変人、みたいな役がよく似合う俳優だ。エジソンの相棒を演じるのは同じくMCUで活躍するトム・ホランド。実はホランドは同時に公開される『ドクター・ドリトル』ではロバート・ダウニーJrと共演している。同じMCU作品の俳優との共演作品が日本では偶然にも同日公開というのは面白い。

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発明家と実業家の開発競争というだけでなく、ネガティブキャンペーンや裏工作など、現代でいうところの、企業間同士の戦いのような様相を呈している。そういった意味では現代にも通じるテーマを扱っている。実力派俳優の共演も楽しむことができる、見逃せない作品だ。

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【あらすじ】
19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させた天才発明家エジソンは、大統領からの仕事も平然と断る傲慢な男だった。実業家ウェスティングハウスが交流式送電の実演会を成功させたというニュースに激怒したエジソンは、ネガティブキャンペーンで世論を誘導。事態は訴訟や駆け引き、裏工作が横行する世紀のビジネスバトルへと発展していく。

【キャスト】
ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド ほか

【スタッフ】
監督:アルフォンソ・ゴメス=レフォン

公式HP:https://edisons-game.jp/

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