『ムルゲ 王朝の怪物』韓国映画から新たな怪獣映画の傑作誕生!

◆公開中の注目作 
『ムルゲ 王朝の怪物』

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韓国映画の勢いが止まらない。先日のアカデミー賞ではポン・ジュノがアジア映画として初めて監督賞を受賞、先日のベルリン国際映画祭ではホン・サンスが監督賞を受賞。日本でも韓国映画の勢いが止まらず、年始に公開された『エクストリーム・ジョブ』が話題になったかと思えば、『パラサイト 半地下の家族』は40億円を超える大ヒットを記録。今世界で最も勢いのある映画といっても過言ではない、韓国映画から新たな怪作が届いた。

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ハードなバイオレンスやアクションで世界の度肝を抜く韓国映画から今回届いたのは『ムルゲ 王朝の怪物』。時代劇に怪獣ものという斬新すぎるコラボレーションを持つ作品だ。怪物との戦いを描いた韓国映画といえば誰しもが『グエムル 漢江の怪物』を思い浮かべるだろうが、本作はそれ以上にアクションに特化していて、大迫力のアクションシーンの連続で、やはり韓国映画のアクションはすごいなと感じた。

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怪物と人間が戦うのも十分に見応えがあるのだが、それ以上に興味深いのが人間同士の戦い。それは策略との戦いでもあるのだが、剣を交えるシーンはまるで武侠映画のようにカッコいい。怪物の造形も凄まじくて、恐ろしくて気持ち悪い感じもあるんだけど、同時にカッコよくて魅力的だ。熊みたいな怪物で、こんなの実際に出てきたら泣いて逃げ出してしまいそうだ。

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キャストで一番注目されているのはやはりチェ・ウシクだろう。ポン・ジュノ監督にその才能を見出され、『オクジャ/okja』に出演、そして『パラサイト 半地下の家族』ではソン・ガンホの息子役を演じて一躍ブレイク。まさにワールドワイドの活躍が期待されている韓国映画回のホープだ。本作では激しいアクションもこなしている。

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独創的で、面白い映画をどんどん輩出している韓国映画。この映画で特筆すべきは監督が脚本を務めたオリジナルの映画であるということだ。ポン・ジュノがスコセッシの言葉を引用したように「最も個人的なことが、最も独創的である」。このオリジナル映画のクオリティから、私たち日本映画も学ぶべきポイントがあるのではないだろうか。

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【あらすじ】
朝鮮・中宗22年(1527年)、宮廷の背後にそびえる仁王山(イナンサン)に疫病をもたらす「物怪(ムルゲ)」が現れるという噂が流れ、民衆の間に恐怖と混乱が広がる。それに乗じて王座を狙う陰謀が計画されていることを知った中宗王は、民衆の不安と朝廷の危機を一掃するため、かつて政争により朝廷から追放された最強の武人ユン・ギョムを呼び戻す。ユン・ギョムは仲間とともに物怪(ムルゲ)の住む仁王山に向かうが……。

【キャスト】
キム・ミョンミン、チェ・ウシク、イ・ヘリ ほか

【スタッフ】
監督:ホ・ジョンホ

公式HP:https://muruge.com/

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