【 #今週のおすすめ 】今を生きる自分、自分を取り囲んでいる今、そして、失ってはじめて「当たり前の日々」のかけがえのなさに気づく体験 #恋人たち #ぐるりのこと #リリーフランキー

◆今週のおすすめ「恋人たち」

riri
(C)松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

今を生きる自分、自分を取り囲んでいる今、
そして、失ってはじめて「当たり前の日々」のかけがえのなさに気づく体験

 近年劇場で出会える邦画は、漫画やアニメの原作作品、ドラマの映画版のような作品が多く、オリジナル脚本で誕生された邦画の貴重さを改めて感じるこの頃だが、この度、才能ある監督が「今、撮りたい」と思う題材を、新人俳優を起用して自由につくるというプロジェクトから生まれた作品が公開される。リリーフランキーに惚れ直した作品でもある「ぐるりのごと。」橋口亮輔監督の新作「恋人たち」である。本作は、不器用だがひたむきに日々を生きる3人の“恋人たち”を中心に、現代社会に生きる人びとの心にたまった澱を、人と人とのつながりを通して、ありふれた日常のかけがえのなさに気づく姿を繊細に描き出す。
 主人公となる3人の“恋人たち”に扮するのは、監督自らがオーディションで選びぬかれた新人で、彼らのキャラクターを活かしてアテ書きしたという。さらに、リリー・フランキー、木野花、光石研ら、個性溢れる実力派が顔を揃え、物語をさらに豊かなものにしている。
 本作の予告編で真っ先に登場する監督のコメント「飲み込めない思いを飲み込みながら生きている人が、この日本にどれだけいるのだろう。今の日本が抱えていること、そして“人間の感情”をちゃんと描きたい」通りに、今を生きるすべての人に大きな共感を呼ぶにちがいない!たまには、今を生きる自分、自分を取り囲んでいる今、そして、失ってはじめて「当たり前の日々」のかけがえのなさに気づくような、じんわりとさせる映画はいかがでしょうか?

◯スタッフ
監督:橋口亮輔
原作:橋口亮輔
脚本:橋口亮輔

◯キャスト
篠原篤(篠塚アツシ)
成嶋瞳子(高橋瞳子)
池田良(四ノ宮)
光石研(藤田弘)
安藤玉恵(吉田晴美)

配給:松竹ブロードキャスティング、アーク・フィルムズ
11月14日(土)テアトル新宿ほか全国ロードショー

公式HP:http://koibitotachi.com/

バックナンバー
ページトップへ