【#今週末何見る?】#恋は雨上がりのように おじさんにはたまりません… #小松菜奈 が最強。こんなJKに突然告白されたら…だただたピュアで猛烈に心くすぐる #サラリーマンの処方箋 🎶 #大泉洋 #恋雨

◆今週末何見る?「恋は雨上がりのように」

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(C)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (C)2014 眉月じゅん/小学館

【ただただ小松菜奈に見惚れる…おじさんたちの夢の実現。】

アルバイトのJKから好きだと言われたら?あらんことを想像しているだろうと思うかもしれないが『恋は雨上がりのように』の最初の出発点はここだ。
注目され続けている女優 小松菜奈が翔ける、翔ける、翔ける!スライディングしながら街を疾走するオープニングに度肝を抜かれる。「なんて軽やかなんだ、この女は…」と。さて、そんなJKの橘あきらが思いを寄せるのは…なんと出世に縁もなさそうな45歳のバツイチ、子持ちのファミレス店長 近藤正己(大泉洋)。格差婚、年の差婚などと騒がれる昨今でも、これほど意味分からない設定はこの作品の特徴だ。
真面目で、冗談もあまり言わなそうなあきらがなぜ、45歳のファミレス店長を好きになったのか?それはあきらの過去に答えがある。
アキレス腱を切り、大好きな陸上ができなくなったあきらがたまたま入ったファミレス。そこで接客していたのが店長だった。店長が大したことのない手品でコーヒーミルクを出し、最高の名言「ただ雨がやむのを待っているだけじゃつまらないでしょ」。確かに、傷ついたJKの胸に響かないはずがない。学校の先生やそれっぽい人が言ったらそんなに響かないけど、それを言ったのがファミレスで万年出世をしなそうなおじさんだからこそ意味がある。

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【君は忘れてもいい。だけど、僕は忘れないんだろうな…つまりおじさんも“ピュア”なんだ】

原作を読んだ人はこの意味がわかるかもしれない。是非、読んでももらいたいのだが、この映画にも随所にこのニュアンスが伝わってくるのだ。高校生にとって青春という1ページは大きい。だけど、全てが一瞬だ。意外と忘れ去ってしまうことは多い。
一方、サラリーマンの日常はどうだろうか?毎日仕事、仕事。日々、覚えていることは薄汚れ、“新鮮”な高校生の頃のようにはいかない。だから、こんな45歳の目の前に現れたJKが告白してきたら絶対に一生忘れない。それこそ、夢のようでバラ色だ。でも、このファミレスの店長はこのJKとの距離を正確に保つ。それは大人としての礼儀、それ以上にピュアだから。ピュアということを履き違えてはいけない。セックスをするしないという問題じゃないんだ!相手の幸せをどれほど真剣に考え抜けるかだ。おじさんの邪念を振り払いつつ、あきらが「本当に望んでいること」を暖かく見守るこの映画は、あきらの恋愛という視点以上に、おじさんのピュアな恋心の映画なのだ。

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【やっぱり、青春って美しい!】

自分が人生で一番大切だった陸上を失った。好きな男(45歳)がそれに置き換わった…そんな単純な青春映画ではない。あきらが悩み、苦しみ、何が大事なのか、何が本当にやりたいことなのか?それを、近藤(ファミレス店長)や母親が見守る。とりとめもない青春の成長譚の映画なのかもしれない。でも、大人が入った瞬間にそれが瓦解していくような凡作とは比べることもなく、まっすぐで、極限にピュアだ。だからこそ、あきらの青春は雨模様でも、懐かしくもあり、くすむような感情の湧かない映画になっている。
美しいといえば、やっぱり小松菜奈の走る姿、寝巻きでゴロゴロタイムの太ももにも注目だ!

書いている当の自分がおじさんだからということもあるかもしれないが、やっぱりこういうピュアな映画に巡りあうと、どうしてもテンションが上がる。自分だったらどうだったか?そんなことに思いを馳せつつ、自分は近藤(大泉洋/ファミレス店長)のようにはなれないのだと妄想してしまう。
おじさんの夢を叶えると同時に、青春の美しさを遺憾無く発揮する本作は、梅雨間近のこの季節にこそふさわしい。誰と観ても楽しめる稀有な作品を是非、映画館で見てもらいたい。

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【ストーリー】
高校2年生の【橘あきら】(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。
偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の【近藤正己】(45)だった。それをきっかけに【あきら】は、ファミレスでのバイトを始める。バツイチ子持ちでずっと年上の【近藤】に密かな恋心を抱いて……
【あきら】の一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない【近藤】。
しかし【近藤】への想いを抑えきれなくなった【あきら】はついに【近藤】に告白する。【近藤】は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず—
真っ直ぐすぎる17歳、さえない45歳。
ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

配給:東宝

公式HP:http://koiame-movie.com/

公開情報:全国東宝系にて絶賛公開中

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