【#今週のおすすめ】『#菊とギロチン』戦後まで全国で興業していた「女相撲」×無政府主義結社「ギロチン社」 自由を求める青春群像劇 #瀬々敬久 #東出昌大 #貫一郎 #嘉門洋子

◆今週のおすすめ?『菊とギロチン

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(C)2018「菊とギロチン」合同製作舎

本作は瀬々監督の、30年間の構想を経てついに結実。
時代は大正末期。関東大震災直後の日本。

女性が堂々と土俵に上がり、相撲を取る時代があったことを知っているだろうか?

夫の暴力から逃げ出し相撲をとる花菊。
彼女は言う。「強くなりたい、強くなれば変わる」と。

本作で描かれる女相撲の一座「玉岩興業」には、
たくさんのワケありの女性が所属する。
みんな心に何かを抱えながら、戦いながら生きている。
まだまだ男性優位の時代に生きる女たちの生き様は、涙なしでは見られない。

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一方、「ギロチン社」。
無政府主義を語るアナキストグループである。

リーダーを演じるのは、東出昌大。
運動家ではあるが、実際は大企業から金を取って、
反政府活動に使うと思いきや酒と女に使うなかなかのダメな男。
口だけの男である。

そして彼にイライラを覚える古田を演じるのは、貫一郎。

話は変わるが、貫一郎をご存知だろうか?
彼は、佐藤浩市の息子であり、三國連太郎の孫である。
そして本作こそが、彼のデビュー作なのである。

頼りない、弱い、しかし何かを変えたい!
そんな青年を見事に演じきっている。
これが初めての演技とは、決して思えない!!

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女相撲「玉岩興業」×ギロチン社
彼らが時間を共にすることで、引き起こる事件。人間の群像劇。

この映画を見て、正義も悪もわからなくなる。
誰を信じて生きていけばいいのか見失う。

でも1つ言えるのは、一人一人自分の信念に従って生きているということ。
だから他人を否定することはできない。

しかしそれでも願うのは、みんな幸せになれる世の中がいいなと。

人によって思うことは様々かもしれない。
しかし今この3時間に立ち止まり、今一度自分を見つめ直すのは良い機会かもしれない。
ぜひ多くの人に観てもらいたい。

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【公式HP】http://kiku-guillo.com

【配給】 トランスフォーマー

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