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映画『いのちの停車場』サンクスデーイベント実施!

5⽉21⽇(⾦)より⼀部地域を除き、劇場公開を迎えた感動のヒューマン医療ドラマ『いのちの停⾞場』。公開初週末の新作映画・興⾏収⼊・動員数で堂々の初登場1位を獲得し、⼤ヒット上映中の本作。この度、映画を応援し、観ていただいた全てのみなさまに感謝を伝える【チーム“まほろば”サンクスデーイベント】を実施︕主演の吉永⼩百合、松坂桃李、広瀬すず、原作者の南杏⼦、そして本作のメガホンを取った成島出監督が登壇した。

イベント冒頭に、観客へのサプライズとして⻄⽥敏⾏からの映画応援歌「いのちの停⾞場」の歌唱プレゼントが。その朗々と⼒強い歌声で会場を魅了しました。会場内に割れんばかりの拍⼿が響く中、吉永はじめキャスト・スタッフも顔を綻ばせながら登場。⻄⽥は歌唱の感想を聞かれると「今⽇⼈前で歌うのが初めてで、実はレコーディング以来なんです。とても緊張して、呼吸困難になりかけました笑。皆さんのマスク越しに、⽬が輝いていてとても嬉しく思いました。みなさまいのち輝かせて、本⽇ご来場いただきありがとうございました。」とコメント。吉永「どうしても皆さんの前で歌っていただきたくて、本⽇の会を開催していただいたんです。ありがとうございます︕録⾳は聞かせていただいていたのですが、⽣で聞くことができてよかったです。」と⼤絶賛し、イベントがスタートしました。

最初の挨拶で、吉永は「緊急事態宣⾔で、映画館が閉ざされてしまって、⼀体いつみなさまに⾒ていただけるかと不安な⽇々を過ごしました。6⽉1⽇からは東京でも⾒ていただくことできました。皆さんも映画館に⾏くのがちょっと不安だなと思っていた⽅もいたはず。そんな中、先⽇私と同世代の⽅からお⼿紙をいただきました。ワクチンを2回摂取して、2週間置いたら、すぐに映画館に駆けつけました。と。本当にうれしかったです。もしかしたら本⽇初めてご覧になる⽅もいらっしゃると思いますが、ゆっくりと映画を楽しんでください。」と改めて本作をお客様にお届けできたことへの感謝の気持ちを伝えました。

松坂からは「今までは、マスコミの⽅のみや1席空け、⼈数制限をしてのイベントでした。緊急事態宣⾔が空け、今⽇は満席の状態で皆さんにお会いできることを本当に嬉しく思います。何よりこの作品をたくさんの⽅に⾒ていただけている⽅こそ、こうして皆さんにお会いできています。本当に嬉しい限りです。」と感動を伝えました。広瀬も「このぎゅうぎゅうな客席を⾒るのが久しぶりです。とても幸せな景⾊ですね。今まで⾒ていただいたみなさまにも感謝しております。宣⾔が開けて、さらに多くの⼈に届いて⾏って欲しいです。」と思いを伝えました。⻄⽥「東京はまた感染者も増えていっていて、先が⾒えない状態ではあります。けどめげずに⼀⼈⼀⼈がワクチン摂取していただいたり、感染予防をしたりして皆さん前向きに1歩ずつ前に進んでいっているこの時期に「いのちの停⾞場」を公開すること意味を感じています。そして主演の吉永⼩百合さんが映画⽂化にかける情熱、映画俳優としての矜持を持って堂々と皆さんの前で公開でき
ることの喜びを改めて感じます。⽇本映画を⽀えている吉永さんに敬意と感謝を申し上げます。」と今まで本作と⾛り続けた吉永へ感謝の気持ちを伝えました。

本⽇は、事前にSNSで募集していたお客様からの質問に答えるコーナーも。「撮影で印象に残っていること」を聞かれると、⻄⽥からは「まほろばに初めて吉永さんが尋ねてきたときのすずちゃんの堂々としたお芝居が素晴らしかった。僕が昔、吉永さんのスクリーンを⾒て感じた感動をすずちゃんから感じました。あ︕この⼦、吉永⼩百合を⾷いにかかってるな︕笑 すごい⼥優だなと感じました」と⼤絶賛。吉永からも「堂々として、シャキッとしていて本当に素敵でした。」と名優⼆⼈から絶賛されました。

2つ⽬の質問は「悩みながらも未来に向かってすすんでいくまほろばチームに励まされました。皆さんは悩んだときのどうやって乗り越えますか︖」という質問に、松坂は「悩みに悩んで、壁を⾒て悩んで、また落ち込んで。地に着くまで⼀度落ち込んじゃうんです。そんな中で、ちょっとした開き直りをすると、⾃分の中で⾒えてくるものがあって。壁を乗り越えたり、壁をぐるっと回ってみたりします。」と意外な乗り越え⽅を披露しました。そんな松坂とは真逆で、広瀬は「⼀旦寝ます。笑 考えてみたり努⼒はするけど、実際にやってみてわかることもあるし、きっと時間が解決してくれることも笑。なので⼀旦寝ます。」ととても前向きな回答をし、まるで映画の中で悩んでもがいて進んでいく松坂演じる野呂と明るく振る舞いながらも現実に向き合っていく⿇世を感じさせる回答が⾶び出しました。

最後の質問は、医療関係の仕事につこうと思っている学⽣からの質問で、「医療従事者にとって⼤切なこと」を聞かれると、吉永からは「在宅医をこの映画で演じさせてもらって、患者さんに⼼を寄り添わせることの⼤切さを学びました。こちらの⽬を⾒て話せくださる先⽣とお話しするとこちらも嬉しいですよね。そんな先⽣が素敵ですし、なりたいなと思って演じました。」と⾃⾝の体験そして、本作で感じたことを伝え、現在も医療に関わる原作者の南からは「患者への尊敬の気持ちが⼀番⼤事だと思います。いろんな⼈⽣を⽣きた⽅の最後をお⽀えする。少しでも⼼地いいように尊厳を持った姿で、⽣き切っていただくために⽀える気持ちだと思います。」と⾃⾝が医療、そして患者の命を通して感じたことを伝えました。さらに、駆けつけてくれたお客様全員への感謝をこめ、プレゼント抽選会を実施。なんと全員へ、映画グッズが当たる豪華な抽選会に会場も盛り上がりました。

イベントの最後には、吉永から「チームまほろばで会うのは今⽇が多分最後で、ちょっとセンチメンタルです。本当に楽しかったです。映画はこれからも上映すると偉い⽅が⾔ってました笑。皆さんワクチン摂取していただき、まだまだたくさんの⽅に⾒ていただきたいです。」と冗談を交えながらも作品をアピールをしました。成島監督からは「満席の劇場を⾒て、改めて映画が戻ってきたと感無量です。コロナ禍でハンデを負った中での制作、そして公開。 まだまだ⽣き延びていきたいです。ぜひ皆さんにさらに広めて欲しいです。映画館も元に戻ってきて、これでようやくスタートに⽴てました。皆さんの応援がこれからも必要です。最後までよろしくお願いいたします。」と作品に込めた熱い思いを伝えました。

【ストーリー】
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。父(田中泯)と暮らしながら「まほろば診療所」で在宅医師として再出発をする。院長の仙川徹(西田敏行)と訪問看護師の星野麻世(広瀬すず)、東京から咲和子を追いかけてきた野呂(松坂桃李)と共に、咲和子は様々な事情から在宅医療を選び、治療が困難な患者たちと出会い戸惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの一瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の父が倒れてしまい…。

【キャスト】
吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、石田ゆり子、田中泯、西田敏行

【スタッフ】
監督:成島出
脚本:平松恵美子
原作:南杏子「いのちの停車場」(幻冬舎)

©2021「いのちの停車場」製作委員会
公式HP:https://teisha-ba.jp/