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【#2019年気になった映画!】『アイリッシュマン』〜スコセッシが語る“映画”を私たちはどう受け止めるか〜

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本作はスコセッシにとっては久々のギャング映画。3時間半という超大作に、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシの『レイジング・ブル』コンビが久々に出演。そこにアル・パチーノという最強の共演者を得た。この映画を観ないなんて映画ファンにはできる筈がない!そしてこの映画を観て感じたのは、スコセッシは私たちに“映画”の未来について語りかけているという事だ。

3時間半という時間で描かれるのは、まさに壮大な大河ドラマ。一人の男がいかなる形の家族を得て、いかにして失うかを丁寧に描いている。ギャング映画ではあるが描かれるテーマは極めて普遍的。加えてデ・ニーロ、ペシ、パチーノの3人が重厚で濃密な演技合戦を見せてくれる。まさにスクリーンで堪能すべき、立派な“超大作”であり“芸術”だ。

本作の主人公フランクの生き方が時代によって変わっていったように、映画という芸術もまた時代によって変わってきた。スコセッシが語る“映画”は、かつてスコセッシが先人たちから学び受け継いだように次世代へと繋がるのか。それともフランクたちの様に消え去ってしまうのか。もしかしたらスコセッシがこの映画で一番伝えたかったのはこの事ではないだろうか!?とさえ感じてしまった。

その鍵を握っているのは皮肉にも、スコセッシが言う“テーマパーク映画”を浴びる様に観ている私たち若い世代だ。主人公フランクがこれまでの人生を若い女性に語りかけている場面で映画は終わる。この関係はスコセッシの様な巨匠と私たち観客の関係に酷似している。彼らの言葉に耳を貸せば彼らの言葉は受け継がれる。スコセッシは、彼が思う映画という芸術を語ってくれた。
(編集部:西)

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