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【全米Box Office レポート 】ようやく公開された『ニュー・ミュータンツ』が初登場第1位!!

◆興行収入ランキング <8/28~8/30>

順位
作品名
先週
配給
館数
公開週
1
ニュー・ミュータンツ
NEW
Twentieth Century Fox
2412
1
2
Unhinged
2(↓)
Solstice Studios
2331
2
3
Bill & Ted Face the Music
NEW
United Artists Releasing

1007

1
4
The Personal History of David Copperfield
NEW
Fox Searchlight Pictures
1360 1
5
Words on Bathroom Walls
3(↓)
Roadside Attractions

1356

2
6

The SpongeBob Movie:
Sponge On The Run

Paramount Pictures

314 3
7
Cut Throat City
5(↓)

Well Go USA Entertainment

349 2
8

Peninsula

7(↓)
Well Go USA Entertainment 143 4
9

The Tax Collector

10(↑)
RLJE Films 63 4
10 

Tulsa

13(↑)

Pryor Entertainment

159 2

※参考:Box Office Mojo 

1位に輝いたのは何度も公開延期を繰り返し、ようやく公開された「X-MEN」シリーズのスピンオフにして初のホラー映画『ニュー・ミュータンツ』。もちろんマーベルコミックがホラー映画として描かれるのは初めての試みだ。従来の公開館数では無いかもしれないが、それでも無事に初登場1位を獲得。週末で700万ドルを記録した。新型コロナウイルスに関係なく公開延期を繰り返していただけに不安の声も大きかっただろうが、ひと先ずは安心といったところか。主演のアニャ・テイラー=ジョイは今年公開の『Emma.』と合わせて、大きな飛躍の年を遂げた年となった。

3位に輝いたのは『ビルとテッド』シリーズの29年ぶりの続編『Bill & Ted Face the Music』だ。中年のおっさんとなったビルとテッドが、世界を救う楽曲を求めて未来へと繰り出すおバカコメディだ。主演はもちろんキアヌ・リーヴスとアレックス・ウィンター。週末で110万ドルを記録した。

初登場で4位になったのは『The Personal History of David Copperfield』。イギリスの小説家チャールズ・ディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』を原作にした映画で、デヴ・パテルやティルダ・スウィントン、ベネディクト・ウォンが出演しているドラマ作品。週末で47万ドルを記録した。

また前週ではトップ10にリバイバル上映作品が4本入っていたが、この1週間でそれが1本もなくなった。そして既にニュースになってはいるが、『TENET/テネット』は全米公開に先行して海外公開がスタートし、世界で5300万ドルの大ヒットスタートを記録した。アメリカではこの週末から公開がスタートする。