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映画「新聞記者」公開記念【特集:権力と報道メディア ②】「消されたヘッドライン」 真実に迫る新聞記者たちが見たアメリカ最大の闇#リアリスティックムービーの世界

「消されたヘッドライン」
真実に迫る新聞記者たちが見たアメリカ最大の闇

英国のテレビドラマシリーズをラッセル・クロウ主演で映画化した骨太な政治サスペンス・ミステリー。ある殺人事件をきっかけに、巨大な闇の存在に気付く新聞記者。国家権力や軍産複合体の莫大な利権が絡む謀略の構図を暴こうとする新聞記者の苦闘を描く。新聞記者がジャーナリストという、ある種正義の味方というポジションではあるが、同時にサラリーマンの弱さも持っているということを描いているあたりがリアル。さらにチームプレイの面白さもあり、ブンヤ丸出しの古参記者キャル(ラッセル・クロウ)に対して、WEB担当のデラ(レイチェル・マクアダムズ)が違うアプローチで真実に迫るあたりがいい感じ。

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監督は、フォレスト・ウィティカーがオスカー男優賞を受賞した「ラストキング・オブ・スコットランド」「運命を分けたザイル」など、いい映画しか作っていない名匠ケビン・マクドナルド

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【ストーリー】

キャル(ラッセル・クロウ)はワシントン・グローブ紙のベテラン記者。ある日、1人の女性の死亡記事が紙面に掲載される。その被害者女性と将来有望な国会議員コリンズ(ベン・アフレック)のスキャンダルを追っていたワシントン・グローブは、前夜に起こった別の殺人事件との奇妙な関連に気づく。警察の捜査とは別に独自の調査を開始したキャルの前に待ち受けていたのは巨大過ぎる闇だったー。ライバル紙のスッパ抜き、クールな上司のプレッシャー、警察との腹の探り合い。困難な状況を乗り越え、ベテランならではの鋭い嗅覚で真相に迫るキャル、やがて自ら紙面で国家権力に挑戦状を叩きつけることになったワシントン・グローブの記者たちに危機が訪れる。迫りくる暗殺の恐怖、幾多の社会的圧力。はたして彼らは、真実を暴くことができるのか……?

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