『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』フィンランドからヤバ過ぎるコメディが到着!!
この映画は、つまり―
  • フィランド映画史上最もテンションが高い映画
  • お下品だけど、ゲラゲラ笑っちゃう
  • 意外に泣ける・・・?!

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◆公開中の注目作 

『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』

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フィンランド映画と聞けば誰しもがアキ・カウリスマキを真っ先に思い浮かべるだろう。小津安二郎に強く影響を受けている彼は、静かで淡々としているが、魂を震わせるような映画を製作してきた。それともフィンランド映画祭で上映されるような映画を想像するだろうか?そのどれとも違う、こんなにも頭の悪い(褒め言葉)を作れるのかと感心するのが本作だ。

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フィンランドの片田舎でくすぶっている売れないロックバンド(それもコピーバンド)が突然フェスに出演することになる、と言う出来事から始まるこの映画はひたすらにおバカなノリで進んでいく。私たち日本人はどうしてもフィンランドと聞くとオシャレで綺麗なイメージを思い浮かべがちだが、本作を観ればそんなことは一切感じなくなるだろう。

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しかし面白いのがまず、フィンランドが世界一のメタル大国という事実だ。静かで雄大な自然がイメージに付きやすいフィンランドではあるが、国民の皆は思った以上にテンションが高く、メタルを欲していると言う事実は実に興味深い。と言うよりも総人口に対するメタルバンドの数が多すぎて驚いた。

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しかし、彼らがただ単にメタル好きの若者ではないと言うところがこの映画の肝だ。この映画に主人公たちは皆田舎で暮らしている。そして彼らは決して満足のいく暮らしをしているわけではない。そんな彼らが自分の内にある想いの丈を叫べる居場所、それが“ヘヴィメタル”なのだ。そして、彼らと同じように自分の想いを閉じ込めてしまっているような人たちが世界にはたくさんいる。だからこそ本作は世界中でヒットを記録しているのだろう。

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中々に下品な描写が多いので、人を選ぶ作品ではあるかもしれないが、ゲラゲラ笑いながら楽しんで見ることができる作品である。フィンランドという国の映画は日本でも中々見る機会がないと思うので、ぜひ見てもらいたい。きっと映画が見終わった後にはすぐにメタルを聴きたくなるだろう。

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あらすじ
フィンランド北部の村で暮らすトゥロがボーカルを務める結成12年のヘヴィメタルバンドは、コピーバンドの域から脱け出せずにいた。そんな状況を打破しようとオリジナル曲を完成させた彼らは、ノルウェーで開催される巨大フェスの主催者と知り合う。ところが、地元のライブハウスでトゥロが嘔吐(おうと)する失態をさらしてバンドは解散し、さらにドラマーが事故死してしまう。どうしても諦めきれないトゥロはバンドを再結成したのち、ドラマーの棺桶を車に載せ、新たなドラマーを誘拐してフェスに向かう。

 【キャスト】
ヨハンネス・ホロパイネン、ミンカ・クーストネン、ヴィッレ・ティーホネン その他

【スタッフ】
監督:ユーソ・ラーティオ、ユッカ・ヴィドゥグレン

公式HP:http://heavy-trip-movie.com/

大ヒット公開中!!!

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