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『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』韓国映画業界の充実ぶりを感じる1本!

この映画は、つまり―
  • “ラブコメの女王”の新境地
  • 監督はカンヌ国際映画祭でも絶賛された新進気鋭
  • ひき逃げ犯がF1レーサー

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◆公開中の注目作 

『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』
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近年『新感染』や『神と共に』などスケールの大きいアクション大作を世に放っている韓国映画から、新たなアクション映画が上陸した。大迫力のカースタントを怒涛のごとくぶち込んでいき、なおかつストーリーの展開からも目が離せない。『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』はアクションもストーリーも、その両面において素晴らしいクオリティを持つ映画に仕上がっている。
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本作で主演を務めるのは“ラブコメの女王”、または“視聴率の女王”として韓国エンターテインメント業界に君臨するコン・ヒョジン。華やかな肩書きからは想像が出来ないほどに険しい表情で本作に挑んだ彼女。映画の中でも犯人を追跡するために必死に操作し、必要とあれば身体を張って操作する、今までのコン・ヒョジンとは違った顔を見ることが出来るだろう。
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アクション映画ではあるが、最後まで読めないストーリー展開になっているのは監督がハン・ジュニであることが大きい。監督デビュー作『コインロッカーの女』は既存のノワール映画の概念を覆し、カンヌ国際映画祭の批評家週間で大きな注目を集めた。観客を引き込むストーリーに定評がある監督が、新たにカーアクションという武器を手に入れて制作された本作は、その面白さが存分に詰まっている。
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ひき逃げ犯がF1レーサーという設定が本作最大の見所だろう。警察は車においては最強最悪の敵を相手にしなければならない。車のスピードはもちろん、ドライビングテクにおいても何枚も上手の相手に対して、警察はどんな行動を起こすのか、非常にスリリングである。カーアクションを含めたアクションシークエンスに関してはこれまでも多数のアクション映画で武術監督を務めたホ・ミョンヘンの力も大きいだろう。
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それにしても韓国映画はどんどんスケールアップして面白い作品をどんどん世に送り出している。本作のような映画を監督2作目の若い監督が担当し、これだけのクオリティに仕上げてくるあたり、韓国映画業界の充実ぶりを伺うことが出来る。韓国映画の躍進はまだまだ続くだろう。
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【あらすじ】

警察庁長官に対する贈賄事件で、巨大企業JCモータースを率いる元F1レーサーのチョン・ジェチョル(チョ・ジョンソク)を追う本庁内部調査課のシヨン(コン・ヒョジン)は、長官の圧力によって交通課ひき逃げ専門捜査班に異動させられる。頼りない巡査のミンジェ(リュ・ジュンヨル)、お腹に子供がいるウ係長しかいないことにぼう然とする中、シヨンはジェチョルが未解決ひき逃げ事件の容疑者だと知り、勝手に捜査を進める。

 【キャスト】
コン・ヒョジン、リュ・ジュンヨル、チョ・ジョンソク ほか

【スタッフ】
監督:ハン・ジュニ

公式HP:https://speed-squad.com/

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