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【 #みてみて 】「 #ゴッズ・オウン・カントリー」静寂の大地、二人の羊飼いの小さくて深い愛の物語。 #スパダリ #LGBT #映画ファン待望 #公開中の映画 #ゲオルゲ

この映画は、つまり―
  • 1.レビューサイトでは絶賛の嵐!国内先行上映では異例の“立ち見満員”
  • 2.大地の深みと繊細な演技が織りなす、心揺さぶられるラブストーリー。
  • 3.映画史に爪痕を残したフランシス・リーは、今作で監督デビュー!!

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◆公開中の注目作 映画ゴッズ・オウン・カントリー』 

イギリス発、“珠玉の愛の物語”がついに公開となりました。

ベルリン国際映画祭サンダンス映画祭などで好評を博し、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では99%フレッシュを獲得している注目の作品。

昨年7月のLGBTをテーマにした「レインボーリール東京 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」では、2度の上映回700席(350席×2)が全て完売するなど、この物語は大きな話題を集めました。

この映画はもともと、個人がこの映画を買い付けた後に昨年12月に上映されました。

その全5回ほどの上映で前回満席、立ち見という異例の大ヒットを巻き起こしました。

映画ファンの間では再上映が熱望されていました。

まさに見逃せない映画ですね。

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【あらすじ】
ジョニー(ジョシュ・オコナー)は老いた祖母(ジェマ・ジョーンズ)と病気の父(イアン・ハート)に代わり、ヨークシャーにある家族の牧場を営んでいる。

日々の孤独な労働を酒と行きずりのセックスで癒すジョニーのもとに、ルーマニア人移民のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)が羊の出産シーズンを手伝いにやってくる。

初めはゲオルゲを受け入れないジョニーだったが、羊に優しく接するゲオルゲに、今まで感じたことない感情を抱いてしまう。

隔絶された世界で二人の運命が寂しく、交わっていく…。

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羊飼いの青年と同性愛、映画『ブロークバック・マウンテン』を彷彿とさせるような作品ですね。

過去の名作へのアンサーのような作品ですが、舞台と時代設定がかなり違っています。

また、テーマも異なっていると思いました。

曇天と大地がどこまでも続くヨークシャーで、閉塞的で孤独な日々を送っていたジョニーが、ゲオルゲとの出会いによって「自分」というものを見つけていく人間ドラマであり、二人の心温まるラブストーリーです。

美しい愛と大地“神の恵み”が、彼らを成長させていく過程を静かに見守りたいですね。

注目していただきたいのはキャスト陣の演技。

比較的会話が少なく、人物以外の描写も多いですが、ここぞとばかりの顔の演技は言葉など必要ない、誰もが共感してしまう人間らしさに溢れています。

あまりの雰囲気にスクリーンの画面に吸い込まれてしまうような感覚に陥りました。

映画館の最前列でご覧になることをオススメします。

実際にシネマート新宿で鑑賞してみて「これはやばい」と思いました。(語彙力が無い)

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今回監督を務めたフランシス・リーは実際に物語の舞台であるヨークシャーに生まれ、農業一家で育ったそうです。

インタビューでは「映画の背景には必ず真実がなければなりません。作品の舞台にも人間関係にも真実が欲しい」とこだわりを語りました。

こんなに貫禄のある映画を作り上げたのにも納得です。

今回で映画初監督の彼に今後も注目していきたいところですね。

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たくさんの魅力が詰まった本作、是非劇場で。〔ミナミ〕

 

公式HP:http://finefilms.co.jp/godsowncountry/

監督・脚本 :フランシス・リー

キャスト:ジョシュ・オコナー、アレック・セカレアヌ、ジェマ・ジョーンズ、イアン・ハート  他

配給 ファインフィルムズ

(C)Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017

 

シネマート新宿、シネマート心斎橋 他にて絶賛公開中!!!

 

 

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