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仲間との掛け替えのない瞬間、バンドがカッコいい音楽映画特集③『シング・ストリート 未来へのうた』

今週末公開の『サヨナラまでの30分』はメジャーデビュー目前で解散してしまった音楽バンドが、あるきっかけで再び音楽に向き合う物語だ。物語はもちろん、作中で披露される楽曲の数々も話題になっている。そこで今週の「今夜何観る?」はバンドがカッコいい音楽映画を特集する。

『シング・ストリート 未来へのうた』(2015)
青春の1ページが鮮やかに蘇る

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一目惚れした女の子の気を引くためにバンド活動する男の子、といういかにも王道な展開だが、この映画にはそこに新たな魅力が付いている。映画を彩る数々の音楽と誰しもが経験する青春の匂いがそこにあるのだ。好きな子のために必死になって行動する姿は多くの男性諸君に青春の在りし日を思い出させるだろう。

80年代のロンドンはロック音楽にとって聖地のような場所。本作の舞台はダブリンでロンドンからはそんなに離れてはいない。その遠くはないけど近くはない、絶妙な距離感がダブリンの若者には絶望的な違いを感じさせるのだ。あそこに行けば何か変わるかもしれない、でもそんなに簡単には行ける場所ではない。だからこそ本作の若者たちは夢を必死に追いかけながら、その夢を現実にすべくもがき苦しんでいる。少しでも憧れの子にふさわしい男になる為に必死になる姿に共感する男性も多いのではないだろうか。

本作の監督ジョン・カーニーは1972年生まれ。出身も映画の登場人物と同じようにダブリンだ。きっと彼もまたロンドンという聖地に想いを馳せながら、ロンドンで次々と生まれるロックミュージックを聴き明かしていたことだろう。これは監督自身が経験した青春を映画にしたものであり、ある意味では自伝的なものなのかも知れない。彼の青春を体験しながら、私たちに“あの頃”の懐かしさを思い出させてくれる、そんな映画だった。

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【ストーリー】
1985年、ダブリン。両親の離婚やいじめで暗い日々を過ごすコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、音楽好きな兄と一緒にロンドンのミュージックビデオを見ることが唯一の楽しみという14歳。ある日、ラフィナ(ルーシー・ボーイントン)を見掛け瞬く間に恋に落ちた彼は、思わず「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。慌ててバンドを組んだコナーは彼女を振り向かせようと、クールなPVを撮るため音楽活動に奔走する。

【キャスト】
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、マリア・ドイル・ケネディ ほか

【スタッフ】
監督:ジョン・カーニー