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ここではないどこかへ!「異世界探訪」映画特集①『パンズ・ラビリンス』 ギレルモ・デル・トロが描く、美しく恐ろしいお伽の世界

今週末に公開される映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は謎のゲーム“ジュマンジ”の世界に迷い込み冒険を繰り広げる物語だ。自分の世界とは異なる、いわゆる「異世界に迷い込む」という設定の映画は数多く有るが、そのどれもがその映画独自の世界観を作り上げている。そこで今週は様々な種類の異世界探訪映画を特集する。

『パンズ・ラビリンス』(2006)
ギレルモ・デル・トロが描く、美しく恐ろしいお伽の世界

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内戦で荒れているスペインで、薄幸の少女がおとぎの国に行くために試練に挑む物語。このようにして書くと、かなりファンタジーの色合いが強く感じられるかもしれないが、そこはデル・トロ作品。一筋縄では行かない。到底ファンタジーとは思えぬ程に、残酷な試練が待ち受けている。

異形の召使い、醜く肥え太ったカエル、恐ろしい怪物、一見するとこれがファンタジーには見えない程にグロテスクな世界観だ。しかし、現実を見ると自分に全く関心を抱かない義父、その義父の言いなりになっている母、内戦状態の国。彼女の現実はあまりにも残酷で辛い。だからこそ、どんなにグロテスクであり、上記のファンタジーの要素が本作では際立つし、グロテスクでは有るが、そこには同じだけの美しさが有る。 

純真な少女が最後に辿り着いた結末はハッピーエンドかバッドエンドか。これは観る人によってかなり別れるだろう。本作で描かれる恐ろしい迷宮の世界に、過酷な現実。この2つが少女の純真をより輝かせる。彼女が迷い込んだ異世界は他のどの映画にもない、残酷さと美しさの両面を持ち合わせた、デル・トロだからこそ描けた異世界と言えるだろう。

【ストーリー】
1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出す。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な試練を与える。

【キャスト】
イバナ・バケロ、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ ほか

【スタッフ】
監督:ギレルモ・デル・トロ