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11月29日(いい肉の日)にあえて見たい!「食人映画」特集③ 『東京喰種トーキョーグール』(2017)

11月29日は「肉の日」だ。牛肉、豚肉、鶏肉・・・これらの肉を使った絶品料理の数々を食べたくなるだろうが、私たちは大切な「肉」を忘れてはいないか?それは「人肉」だ。なぜ私たちは動物の肉は食べるのに、人間の肉を食べることはしないのか?なぜ人肉趣向を許されない事としているのか?不思議ではないか?私たちも同じ動物として、人間という動物を食する権利があるはずだ!!そこで今回は映画の歴史に燦然と輝く「人肉映画」を特集する!

『東京喰種トーキョーグール』(2007)
世にも珍しいバトルカニバリズム映画!

世界累計発行部数3000万部を超える石田スイの人気漫画を、窪田正孝を主演に迎え実写映像化した作品。現代の東京を舞台に、人間でありがら人肉を喰らう「喰種」(グール)になってしまった男の葛藤や苦悩を描いている。人の肉を喰らう種族が現代の日本に存在しているという設定は実に興味深い。

欲望のままに人間を喰い殺すグールたちと、人肉への渇望に抗おうとする主人公の関係性。ルールを設け人間社会に溶け込んで暮らすグールコミュニティの存在など、決して珍しくはないが邦画では滅多に見れない魅力的な設定だ。ウェズリー・スナイプス主演のマーベル映画『ブレイド』の世界観に通じるものがある。

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グールになってしまうと、人間の時との「食」に対する価値観が激変してしまうのも面白い。人肉以外の食べ物を摂取すると強烈な吐き気を催し体調を崩してしまう。唯一の例外としてコーヒーだけは美味しく飲むことが出来る。人として暮らしているため、人前で食事をしなければならない状況も多く、グールたちは食べる振りなどをしてなんとかやり過ごす術を身に着けている。

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「人の肉を喰らう」というキーワードからスプラッター映画のような、激しい人体破壊描写を求めるマニアックな猛者にはちょっと物足りないかもしれないが、人知を超える力を持つグールと、そのグールを駆逐する人間側のハンターとの激しいバトルなど見どころは多い。

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ちなみに本作には続編があり、そちらはレーティングが「PG12」から「R15+」に引き上げられているので、本作以上に激しい描写を期待できるかもしれない。

【ストーリー】
水とコーヒーと人体だけを取り込むという人間の姿をした怪人・喰種が東京の街に紛れ、人々は恐れを抱いていた。そんな中、平凡な大学生のカネキ(窪田正孝)は事故に遭ってしまう。知人の少女リゼの臓器を移植して死を免れるが、それが原因で半喰種となったカネキは、頻繁に足を運んでいた喫茶店あんていくで働くことになる。そしてカネキは、アルバイトの女子高生トーカ(清水富美加)や、店に集まる客が喰種だと知り……。

【キャスト】
窪田正孝、清水富美加、蒼井優、大泉洋 ほか

【スタッフ】
監督:萩原健太郎

 

【映画はこちら】

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