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“敵に回したくない男”映画特集②『アジョシ』

“敵に回したくない男”がテーマの映画特集

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック パラベラム』が10月4日から公開となる。キアヌが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込み大ヒットした「ジョン・ウィック」シリーズの最新作だ。今週の「今夜何観る?」コーナーでは、「ジョン・ウィック パラベラム」公開にあわせて、“敵に回したくない男”を扱った作品をご紹介!

 

『アジョシ』(2011年)

●男と少女の世代を超えた友情に注目

激しく生々しい暴力描写が見所の一つである韓国映画。本作「アジョシ」には今でも続く韓流ブームの立役者の一人ウォンビンが出演している。アジョシとは韓国語で「おじさん」という意味だ。そんなおじさん映画は2010年韓国国内ナンバーワンヒットを記録した。

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【ストーリー】過去のある事件をきっかけに、世間を避けるように孤独に暮らしていたテシク。隣家の少女ソミは母親が仕事で忙しく、テシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった1人の友だちとして慕っていた。そんなある日、麻薬密売に巻き込まれた母親とともにソミが犯罪組織に誘拐され、ソミを救うため組織を追うテシクは事件の背後に隠された真実を知る。

韓流ブームが巻き起こった当時の日本では韓流四天王と言われたウォンビン。日韓共同製作ドラマに出演したりするなどかつてはアイドル的なイメージがあったが、兵役除隊後に出演した「母なる証明」で知的障害者を演じて衝撃を与えた。そして本作では少女のために命がけで戦う男を演じ、またも私たちに衝撃を与えた。

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本作でウォンビンが演じたテシクは元特殊部隊員で暗殺のプロ。ウォンビンにとっても初めての本格アクション映画だったが、彼は撮影のために東南アジアの武術を複数修得、アクションシーケンスのほぼ全てをノー・スタントで演じた。実際彼が本作で見せるアクションは興奮度が高い物ばかり。敵十数人と対峙するクライマックスはアクション映画史に残る素晴らしい完成度だ。ナイフを使った近接格闘術は必見。

また本作はアクションだけでなく、ウォンビンの演技にも注目してほしい。都会で孤独に生きる男の哀愁を見事に表現したウォンビンは韓国のアカデミー賞とも言える大鐘賞主演男優賞を受賞した。タイトルの通り、おじさんになったウォンビンだからこそ出せる味わいがそこにあった。

「アジョシ」の魅力は単に素晴らしいアクションだけではない。孤独な男と悲惨な今を精一杯生きる少女の人間ドラマが物語の根底にあるからこそである。

 

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『アジョシ』(2011年)
監督:イ・ジョンボム
脚本:イ・ジョンボム
キャスト:ウオンビン、キム・セロン、 ほか

 

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