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“敵に回したくない男”映画特集①『96時間』

“敵に回したくない男”がテーマの映画特集

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:パラベラム』が10月4日から公開となる。キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込み大ヒットした「ジョン・ウィック」シリーズの最新作だ。今週の「今夜何観る?」コーナーでは、『ジョン・ウィック:パラベラム』公開にあわせて、敵に回したくない男を扱った作品をご紹介!

 

『96時間』(2008年)

●もはや敵に同情する!最強の親父リーアム・ニーソンが大暴れ!

フランスを代表する映画監督リュック・ベッソンが率いるヨーロッパ・コープ製作のアクション映画。『レオン』では孤独な殺し屋を、『トランスポーター』では超凄腕の運び屋を描いてきたベッソン。そんな彼が今作で描くのは誘拐された娘を取り戻すために暴れまくる父親だ。そしてその父親を演じるのは今や戦うオヤジの筆頭格になった、名俳優リーアム・ニーソンだ。

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【ストーリー】17歳のアメリカ人少女キム(マギー・グレイス)が、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。その事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父ブライアン(リーアム・ニーソン)は、自らの手で犯人たちから娘を奪還しようと決意。アルバニア系の人身売買組織だと判明した犯人一味のもとへ単身で乗り込む。

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今でこそアクション映画でのイメージが強いリーアム・ニーソンだが、その路線を決定付けたのは本作品であるといっても過言ではない。そもそも彼は「シンドラーのリスト」でアカデミー賞にノミネートされたこともある演技派、ダニエル・デイ=ルイスが演じたリンカーン大統領もスピルバーグ監督は当初はニーソンの起用を考えていた。

そんな演技派の彼が、カーチェイスに銃撃戦、マーシャルアーツをこれでもかというほど盛り込んだ本作に出演したことは驚きであったが、ニーソンは作品の世界観に見事にハマっている。子煩悩で頼りない中年男が実は元CIAの凄腕エージェントだったという、ベッソン作品ならではの奇抜すぎる設定ながら、ニーソンが演じることで説得力が格段に増している。

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今作がアクション映画として非常に見応えがあるものに仕上がっているのは監督のピエール・モレルの手腕も大きい。日本では全くの無名だったが、元々はカメラマン出身で『トランスポーター』のカメラマンを務めたのもこの男だ。さらに前作品『アルティメット』は今やアクション映画ではお馴染みとなったフランス発祥のエクストリームスポーツ「パルクール」を扱い、スピード感のあるアクション映画を監督している。

もはや敵に同情してしまうぐらいに暴れ回るニーソンを、スピーディかつスリリングに描いている本作。リュック・ベッソンの作品なので少々脚本が粗いのはご愛嬌だが、むしろその粗さが本作でプラスに働いている。余計なことを考える必要なく、シンプルにアクションに集中できる必見の良作映画だ。

 

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『96時間』(2008年)
監督:ピエール・モレル
キャスト:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン ほか

 

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