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“不器用な男が突っ走る”映画特集④『ロッキー』

『宮本から君へ』公開記念
“不器用な男が突っ走る”映画特集

不器用な熱血サラリーマンの青春を描く映画『宮本から君へ』(9/27公開)。新井英樹の人気漫画を実写化した本作は池松壮亮が演じる宮本の暑苦しくも切ない生き様を描いた極限の人間讃歌エンターテイメント作品だ。今週の「今夜何観る?」コーナーでは、映画『宮本から君へ』公開にあわせて、“不器用な男が突っ走る”作品4本をご紹介!

 

『ロッキー』(1976年)

●世代を問わず胸がアツくなる青春ドラマ

シルベスター・スタローンの名を世界に知らしめた出世作であり、今もなおシリーズ作品が作られているボクシング映画の金字塔。不器用で孤独な男ロッキーがボクシングで、うだつのあがらない人生を変えるべく、不可能とわかっている戦いに挑む青春ドラマ。

勝敗を超えた先にある物を掴むために、一心不乱に立ち向かう姿は時代を問わず胸がアツくなること間違いないだろう。

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【ストーリー】
フィラデルフィアのしがない4回戦ボクサーのロッキー・バルボアは、借金の取り立てを代行しながらゴロツキのような暮らしを送っていた。素質はあるがろくに練習もせず、所属ジムのトレーナーのミッキー(バージェス・メレディス)にも愛想をつかされたロッキーだったが、ペットショップに勤める内気な女性エイドリアン(タリア・シャイア)と恋に落ちる。そんな中、ヘビー級世界王者のアポロ・クリード(カール・ウェザース)は、アメリカンドリームと称して格下ボクサーと戦うことを宣言し、無名のロッキーを指名する。ロッキーは勝てる見込みがないと理解しながらも、「この試合の最後まで立っていられたら、俺がゴロツキじゃないことを証明できる」と、人生をかけてチャレンジすることを決意し、過酷なトレーニングを開始する。

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1976年公開の記念すべき第1作『ロッキー』は、あるボクシングの試合から誕生した。ニューヨークのスラム街出身のスタローンは、当時まだ三流の役者で、オーディションにも受からず、仕方なくポルノ映画への出演や用心棒をしながら食いつないでいた。

ある日、スタローンはテレビで放送していた、ヘビー級王者のモハメド・アリと、チャック・ウェプナーという無名のボクサーの試合を観戦する。ウェプナーもまたスラム街出身で、ボクシングだけでは食べていけず、副業で生活費を稼ぐ男だった。王者絶対有利の予想の中、ウェプナーは大善戦を繰り広げ、その姿に感銘を受けたスタローンが3日で書き上げたという脚本が『ロッキー』だ。

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スタローン渾身の脚本は高く評価されたが、映画化の条件はスター俳優の主演。しかしスタローンは、決して自分が主演することを譲らなかった。そして交渉の末、見事に主演での映画化を勝ち取ったのだが、無名俳優の主演作に予算はかけられず、低予算映画としての製作を余儀なくされてしまう。制作費節約のため、セットも組むことができず、エキストラにはスタローンの弟や父親までも出演している。

注目度も高くなく、数少ない映画館での封切りだったが、人間味あふれるストーリーと、有名なロッキーのテーマが観客の心をつかみ、全米で大ヒットを記録。その年のアカデミー作品賞までも受賞し、自身の姿を重ね合わせたロッキーとともに、スタローンはアメリカンドリームを実現したのだ。

 

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『ロッキー』(1976年)
監督:ジョン・G・アビルドセン
脚本:シルベスター・スタローン
キャスト:シルベスター・スタローン、バージェス・メレデス、ジョー・スピネル、タリア・シャイア ほか

 

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