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寝ないと〇〇が失われていく…!「怖すぎる不眠映画」4選

皆さんは最近、きちんと寝ていますか?毎月23日は「不眠の日」。睡眠は全ての健康の基本です。しっかり寝ないと映画の“あのシーン”のようにあなたも酷いことになってしまうかもしれません。そこで今回は、きちんとした睡眠をとらなかった故に・・・な「不眠映画」をご紹介します!

文:ハルラ(映画のロケ地巡りが好き)

①『インソムニア』(2002)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:アル・パチーノ, ロビン・ウィリアムズ, ヒラリー・スワンク ほか

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ノーランの十八番!夢か現実かわからない幻覚体験

タイトルにある「インソムニア」とは「不眠症」のこと。不眠症とは眠ることができなくなる病気で最悪の場合、命を落とすこともあります。本作では事件捜査のストレスにより眠れなくなった捜査官が幻覚を見始め、次第に犯人と不眠症状に追い詰められていきます。監督は、『インセプション』や『メメント』のクリストファー・ノーラン。”夢か現実かわからない世界”を演出させたら右に出る者はいない監督ですね。本作でもまるで私たちが不眠症にかかっているような映像で、擬似幻覚を体感してみてください。

 

②『マシニスト』(2004)
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:クリスチャン・ベイル

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不眠により体重が50kg以下になってしまう、衝撃映像!!

では寝ないと人間の身体はどのように変化していくのでしょうか。本作の主人公は、ある事情により1年間も寝ずに生活しています。そんな彼の体重はみるみる減っていき1年後には、50kgを切り”皮と骨”のような状態に。ちなみに主役を演じたのはハリウッドの「超完璧男」ことクリスチャン・ベイル。彼はこの役を演じるに当たり実際に体重を28kg落とし54kgで撮影にのぞみました。”眠らない”極限状態を体現したクリスチャン・ベイルの役者魂と共に、不眠による体重の恐ろしい減り方を見てみてください!

 

③『パプリカ』(2006)
監督:今敏
出演:林原めぐみ、
江守徹、堀勝之祐、古谷徹

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一度寝たら、精神が崩壊してしまう恐怖・・・!

睡眠は寝るだけではなく、”起きる”ことも必須です。今作は、夢を侵食されるテロにより”正常に起きられなくなってしまう”物語。劇中では、人々は覚醒状態になっても「今まで見ていた夢」と「現実」の判断ができず、次々に精神崩壊に陥っていきます。今までご紹介した映画では”眠れない”問題を抱えた人でしたが、今回は起きたら廃人になってしまうという、また別の恐怖。映画に隠された「夢」と「現実」の境界線にも注目してご覧ください!

 

④『AWAKE/アウェイク』(2021)
監督:マーク・ラソ
出演:ジーナ・ロドリゲス、アリアナ・グリーンブラット ほか

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眠れない大人たちが失ってしまったものとは?

最後にご紹介するのは『awake』。これまでご紹介した映画で寝れないのは「1人」でしたが、今作で寝れないのはなんと「人類全体」!ある日、地球を襲った異変により人類の眠る能力が奪われてしまいます。初めは皆、眠れないのは自分だけだと思っていましたが、次第に周囲の人間も眠れていないことに気づいていきます。しかし、そこに突如として現れたのは、<眠る力をもった女の子>。眠れず思考力も低下した大人たちが血眼で女の子を手に入れようと探していく姿は地獄絵図のようです。寝ないことで失うのはリミッターの外れた「理性」かもしれません。

 

というわけで、今回は個人的おススメ「不眠映画」を4本ご紹介しました。

私たちに身近な”睡眠”一つでまっとうな人間が変化していくのは、ある意味でホラー映画よりも怖い面もあります。皆さん、徹夜はほどほどに。是非映画をお楽しみください!