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季節は梅雨!憂鬱な雨の日でも出かけたくなる名作映画4選

ようやく関東も梅雨入りが発表されました!雨が続くとなかなか外に出ることも億劫になりがちですが、そんな日にはぜひこの中からどれか1本観てみてください。傘をさして出かけるのも悪くない、こんな日だからこそいつもと違った出会いがあるかも、きっとそう思わせてくれる名作を4本ご紹介します。

①『恋は雨上がりのように』(2018年)
監督:永井聡
出演:小松菜奈, 大泉洋, 清野菜名

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<雨が降る中で手を差し伸べてくれたあなたに私は恋をしました。>
怪我で陸上選手としての夢を絶たれた高校2年の橘あきらは、雨の日に偶然入ったファミレスで出会った店長に恋をしてしまいます。小説家になる夢を忘れてしまった店長45歳、今までずっと打ち込んできたものを失ってしまったあきら17歳。キャッチコピーにもあるように“人生の雨宿り中”に二人は出会い、交流をしていく中で少しずつ心に光が差しだします。今作の特徴は、恋愛だけでなく夢や挫折、そして成長を、二人を通して丁寧に描いているとても前向きで爽やかな作品だというところ。これを観てあなたの心の雨も止みますように。

 

②『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2020年)
監督:ウディ・アレン
出演:ティモシー・シャラメ, エル・ファニング, セレーナ・ゴメス

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<傘にはねる雫までもが煌めく街、それがニューヨーク>
大学生カップルのギャツビーとアシュレーは、学校の課題で有名な映画監督にマンハッタンでインタビューをすることになったのをきっかけにニューヨークへ行くことに。ロマンチックな週末を過ごそうとしていたのですが、空模様も恋心も予想できないことのほうが多いのが人生。2人の計画は突然降りだす夕立のように瞬く間に狂い始め、思いもしなかった出来事が次々に起こっていきます。色とりどりの傘に雨が落ちる、美しい雨の日のニューヨークで運命のいたずらに翻弄される男女のキュートなロマンチック・コメディです◎

 

③『Sweet Rain 死神の精度』(2008)
監督:筧昌也
出演:金城武, 小西真奈美, 富司純子

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<人間の生死を決める死神と、ある女性の不思議な交流を描いたファンタジー>
私たちの生きるか死ぬかって、実は死神が決めているんです。死ぬ運命に選ばれた人間を7日間の調査の後に“実行=死”か“見送り=生かす”かを判定する、それが死神の仕事。クールでちょっとずれている音楽好きの死神・千葉は強烈な雨男で、仕事で人間界にいるときはいつも雨が降っています。 そんな中ある一人の女性を調査していくうちに、それまで人間に興味を持っていなかった千葉が人の一生を感じて知るべき事を知ることで彼の空にも彼自身にも変化が訪れます。 果たして彼は雨が上がった後の青空を見ることができるでしょうか。

 

④『いま、会いにゆきます』(2004)
監督:土井裕泰
出演:竹内結子, 中村獅童, 武井証

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<記憶を失くして帰ってきた亡き妻がくれたのは、雨と家族の宝物でした>
「1年たったら、雨の季節にまた戻ってくるから」という言葉を残して亡くなった妻・澪が1年後本当に梅雨とともに夫・巧と息子・佑司の前に現れます。記憶を一切失ってしまっていた彼女でしたがそれでも巧と佑司は澪を温かく迎え、3人での奇妙な共同生活が始まります。 いつもより長めの梅雨、雨が降っている間の幸せな家族の時間は儚くて切なくて、大切な人と傘を差して一緒に歩く幸せを私たちに優しく教えてくれるでしょう。全て明らかになってから見る澪の笑顔と『いま、会いにゆきます』というタイトルに涙すること間違いなしです。

 

雨の日はついうつむきがちになってしまって、なんだか気分まで落ち込んでしまいますよね。でもそんな時こそとっておきの映画に元気をもらって、顔を上げて足取り軽く歩いてみてください。雨上がりに広がる空はきっと綺麗です!