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なんと利益が6150%!?製作費に対し興行収入が半端なかった作品特集 ②『E.T.』映画館で見るのに6時間も並んだ!?殿堂入りの低予算映画!

世の中にはたくさんの予算がかけられた映画がある一方で少ない予算の映画もあります。その作品が予想外にヒットすると“ありえない”ほどの利益を生み出します。近年では『カメラを止めるな!』がインディーズ映画ながらも30億越えのヒットを飛ばし話題になりました。そこで今週の「今夜何観る?」では製作費に対し興行収入が「半端ない!」と話題になった作品をご紹介します!

『E.T.』(1982)

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今回取り上げる半端ない!利益映画は『E.T.』です。1982年、見たこともないE.T.の姿に全世界が熱狂しました。日本では当時、歴代興行収入1位を獲得し15年後に『もののけ姫』に破られるまで長くトップの座を維持しました。しかし実はこの映画、約1000万ドルの低予算映画でした。

製作費としてかけられたのは約1000万ドルでしたが、日本も含め世界中で社会現象を巻き起こしました。特に、アメリカでの熱狂ぶりはすさまじいものでした。チケットを買うために3時間並び、映画館に入るのにまた3時間も並ぶほど多くの観客が劇場に足を運びました。そして最終的に映画は米国だけで4億ドルもの興行を挙げ、史上最大の映画興行記録となりました。こちらは製作費に対する利益率を換算すると3172%で映画史上2位の記録です。

ちなみに劇中で子供たちが食べるチョコレートは、当初エムアンドエムズが予定されていましたが親元の会社であるマースに使用を拒否されました。そこでハーシー社のリーシーズチョコが採用されました。結局、映画は世界中で大ヒットしチョコレートの売り上げも通常の300%増えたそうです。また2002年の『E.T. 20周年アニバーサリー特別版』の公開時にはコラボCMが作られるなど作品を中心にリーシーズチョコは広まっていきました。世界の興行収入だけでなくチョコレートの売り上げまでも伸ばした『E.T.』、是非ご覧ください!

【ストーリー】
地球に取り残された異星人と子どもたちの交流を描いたスティーブン・スピルバーグ監督による大ヒットSFファンタジー。アメリカのとある森に、地球の植物を調査するため宇宙船が飛来する。人間たちの追跡が迫り、宇宙船は逃げるように飛び去りが、その際に1人の異星人が取り残されてしまう。森のそばに暮らす少年エリオットは、その異星人と出会い家にかくまう。兄と妹を巻き込み、E.T.と名づけた異星人と交流を深めていくエリオットたちだったが……。

【キャスト】
ディー・ウォーレス、ドリュー・バリモア ほか

【監督】
スティーヴン・スピルバーグ