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火薬量がすごい!映画を彩る凄まじい爆破シーン4選 ③『バーニング・オーシャン』/撮影現場は130度越え!?火の海を実現させた爆破シーン!

現在ではCG技術が発達し、映画の爆発シーンはまるで本当に起きているように見えます。しかし、CGが発達しても時間と労力をかけて、“本物の迫力”にこだわる映画人たちはまだまだたくさんいます。そこで今週の「今夜何観る?」では一見、CGに見えるけど実は本当に爆発させている凄まじい爆破シーン映画を紹介します!

『バーニング・オーシャン』(2017)

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今回お送りするありえない爆破シーン映画は『バーニング・オーシャン』です。実際にメキシコ湾沖で発生した海底油田爆発事故を基に製作されました。石油掘削施設は細部まで再現した巨大セットが作られ、その大きさは映画史上最大のセットともなりました。そんなセット上で本物の爆発とVFXを用いた油田爆発のシーンはまるで“火の海”であり、観客に強烈なインパクトを残しました。

油田爆発事故を描くセット内での撮影は常に火が燃えている状態で、相当の熱さだったようです。施設内の温度は130度を超えることもあり、後に出演者たちはフライパンの中にいるようだったと話しています。そして特に過酷だったのは、油田の中に取り残される主人公である従業員を演じるマーク・ウォールバーグ。彼は実際に特殊なスーツを着て、火をつけられたりしながら撮影しました。

『スター・ウォーズ』を作ったジョージ・ルーカスによって設立された特殊効果の老舗会社、ILM社が実際の爆発とVFXを使い、油田爆発事故を描いたその爆破シーンはまさに「火の海」。その年の米国アカデミー賞の視覚効果賞も受賞するほど評価もされました。アカデミー賞も認めた超一級の爆破シーン。是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

【ストーリー】
2010年にメキシコ湾沖で発生し、日本でも大きく報道された海底油田爆発事故を映画化。2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こった。海上一面が火の海と化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図る。人為的ミスの連鎖や親会社と下請け会社の確執といった小さな原因の積み重ねが未曾有の大事故へと繋がっていく様子を緊張感たっぷりに描かれる。

【キャスト】
マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル ほか

【スタッフ】
監督:ピーター・バーグ