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最高の相棒だぜ!刑事バディ映画特集②『ボーダー』

今週末公開の映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』はマイアミ市警の敏腕刑事のコンビが再び大暴れする物語だ。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが再びシリーズに戻ってきた。そこで今週の「今夜何観る?」は「刑事バディ映画」を特集。刑事たちの熱い戦いを紹介する。

『ボーダー』(2007)
遂にデ・ニーロとパチーノのバディが実現した!

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アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演する。しかも刑事役で。これを聞いてワクワクしない映画ファンはいないだろう。『ゴッドファーザー』では画面上での共演はしていないし、『ヒート』でも意図的に同じフレームに入ることはしなかった。『アイリッシュマン』で共演はしているものの・・・。なので、本作は2人が最後までガッツリ共演しているというだけでも、とても大きな意味を持つ記念碑的な映画なのだ。長年2人を愛してきた映画ファンにとっては待ちに待った作品と言えるだろう。

ニューヨーク市警で長年コンビを組んできたベテラン警察官が直面する怪事件。凶悪犯罪者だけが次々と襲われる事件で、疑いの目は内部に向けられ、デ・ニーロが演じるタークが怪しいのではないかと言われてしまう。その事件を解く過程で分かるのは、「正義とは何か。法律とは何か。」というテーマだ。デ・ニーロとパチーノが渋い演技を見せている本作だが、この映画の本質はより普遍的なテーマだ。

それにしてもこの2人のキャラ設定は対照的だ。特にアル・パチーノ演じるルースターは家族も恋人もいない孤独な男で、まさにタークだけが彼の理解者であるように描かれている。『ゴッドファーザー』で全てを失ったマイケルを演じた彼が本作でも孤独な状況にあるかと思うと結構切ない。まぁ色々書いてきたが結局私たちはデ・ニーロとパチーノの共演が、しかも相棒として共演しているのを見ているだけで幸せなのだ。

RIGHTEOUS-KILL

【ストーリー】
20年以上コンビを組み、固いきずなで結ばれたニューヨーク市警のベテラン刑事、ターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)。あるとき、犯罪者ばかりをねらった連続殺人事件が発生し捜査を進めていくと、状況証拠などがタークの犯行を示していた。二人は汚名を晴らすべく捜査にのめり込むが、彼らの人生を変える衝撃の真実が待ち受けていた……。

【キャスト】
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ ほか

【スタッフ】
監督:ジョン・アブネット