”良いパパ”俳優 デニス・クエイド特集③『オールド・ルーキー』

 

“良いパパ”俳優 デニス・クエイド特集

1979年の青春映画『ヤング・ゼネレーション』で注目され、宇宙飛行士たちの実録ドラマの傑作『ライトスタッフ』(1982年)で高い評価を獲得。トム・クルーズのような“世界的スーパースター”とまではいかないものの、現在に至るまで主演作が途切れない、確かな人気を持つ俳優、それがデニス・クエイドだ。そんな彼の最新作『僕のワンダフル・ジャーニー』(9/13公開)を前に、今週の「今夜何観る?」コーナーでは、デニス・クエイドが最の魅力を放つ役どころ“良いパパ”を演じた作品4本をご紹介!

 

『オールド・ルーキー』(2002年)

●史上最年長デビューを果たしたメジャーリーガーの実話

元メジャーリーガーの投手ジム・モリス。彼がメジャーリーガーとして過ごしたのはたったの2シーズン。登板試合はわずか21試合のリリーフ投手で、故障で引退した選手である。成績だけ見れば大した選手ではないかもしれない。しかし彼がプロテストを受け、メジャーデビューしたのが35歳であるとわかれば、どれほどすごいことかよくわかるだろう。そんなメジャーリーグ史上最年長デビューを果たした、ジム・モリスの実話を映画化したのが『オールド・ルーキー』だ。

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【あらすじ】
かつてマイナーリーグでプレーしていたジム・モリスは、肩を故障し、メジャーリーガーになる夢はあきらめるしかなかった。10数年後、ジムは高校で野球のコーチをしながら、妻と息子と平穏な日々を送っていたが、心の中では、メジャーリーガーになるという情熱がくすぶり続けていた。そんなある日、ジムが夜にひとり投球練習をしているのをチームの一人が目撃、本気で投げてみて欲しいと提案する。そしてジムはチームのみんなの前で、目を見張る剛速球を投げて見せたのだった。

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マンガでも描かないような実話である本作において、ジム・モリスが奇跡を実現できたのは、もちろん本人の実力あってこそだろう。しかし“35歳という年齢でメジャーリーガーを目指す”ということが、どれほど非現実的なことかは言うまでもない

ジムは、メジャーリーガーになるまでに何度もくじけそうになる。もはや20歳の若者ではないジムは、父親であり、家族や仕事など背負うものがある。この挑戦は、安定した生活を捨ててまでやるべきことなのかと苦悩する。そこには家族や、周りの人たちの支えが必要不可欠だ。

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デニス・クエイドはひとりで何でも解決するスーパーヒーロータイプの俳優ではない。周りから慕われる優秀な人間だが、苦悩し、葛藤し、家族や仲間たちから最大限のサポートを受けてその能力を発揮する。そんな人物像が非常によく似合う俳優だ。そんな彼の背中を最後に押すのは、妻と息子。パパは人生最大の挑戦に立ち向かう。

“夢を信じることに遅いことなんてない”という希望に満ちたメッセ―ジ。それを体現したひとりの男の実話は、きっとあなたを元気にしてくれるはずだ。

 

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『オールド・ルーキー』(2002年)

監督:ジョン・リー・ハンコック

キャスト:デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス、ブライアン・コックス ほか

 

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