【 #観るべき100本 】#キングダム・オブ・ヘブン #サラディン とは何ものなのか? #オーランド・ブルーム #リドリー・スコット #ムービーマービー

キングダムオブヘブン

エルサレム奪還 後編

注目すべき点が他にもありました。この映画のハイライト、エルサレム城攻防戦に登場するイスラム側の投石器(カタパルト)です。投石器といえば「ロード・オブ・リング」と「タイムライン」(?)が有名ですが、何やら燃える石をふんわり飛ばしてた印象があります。でもこの映画の投石器はほぼ水平射撃。「石だ!」と思った次の瞬間、城壁を粉々に破壊してしまいます。普通の外野手とイチローの差、スピード感、破壊力とも今までにない恐さ。

キングダム

実にここだけでも見る価値ありと思えますね。

最後の和平交渉。

イスラムの司令官サラディンがエルサレムを明け渡せば、そこに住む全ての住民を安全な場所に送り届けると約束すると言う。

オーランド・ブルーム演じるエルサレム軍のリーダーがちょっとだけそれを疑う。

「あなたの軍の何万という兵士を我々は殺してきたのだぞ(安全確保なんかできるの?)」

すると、サラディンの顔色が変わる。

駆け引き

「私はサラディンだぞ。」

「サラディンだぞ。」

二度も言うんです。

誰かと思って調べたら、この人は本当にいた人で、調べれば調べるほど英雄ですね。しかも約束を守る、捕虜をほとんど殺さなかったという点で、敵であるヨーロッパでも気高い男として知られていたようです。

サラディン

キリスト教VSイスラムというのは、1000年前から現代まで続く、どうにも分かり合えない構図です。「デュエリスト」以来、闘い続け、やめたくてもやめられない男の姿を描いてきたリドリー・スコットにすれば、この英雄を接点として語ることで、そんな両者の感情に一石を投じようとしたんでしょうね。

「エルサレムの価値は?」と聞かれ、サラディンは応えます。

「何もない。」

「しかし、全てなんだ」

いい演技でした。つまり思いのほかいい映画でした。

あの役者は誰だ。

ラディン

『キングダム・オブ・ヘブン』(2005)

Kingdom of Heaven
2005年 アメリカ映画
出演:オーランド・ブルーム、リーアム・ニーソン、ブランコ・ラスティグ
監督:リドリー・スコット
脚本:ウィリアム・モナハン

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